デイサービス

DAY SERVICE

スペース30
機能訓練をするにあたって
ここでは、利用者様のデイサービスを利用した一例をご紹介いたします。

スペース50
【利用者A様】

男性シルエット
70代 男性

集団での体操やレク活動を嫌い、個別機能訓練は主に手すりを使った歩行訓練や、プーリーを使った関節可動域訓練を行う。
訓練も好んでやる方でもなく、職員に促されて、仕方なく行っている態度をみせるが、本音は構ってもらいたいようで嫌がりながらも
声をかけられると笑顔をみせる。

デイサービスでの過ごし方においては、入居当初は、部屋から出ることを嫌い、職員に対しても暴言・暴力行為があったものの
最近では、そのような行為もみられず、訓練中に職員から声をかけられると笑顔を見せて、利用者とも会話をするなど、社交的な
面も出てきた。
スペース50
【利用者B様】

女性シルエット
80代 女性

 身体の痛みや可動域については、御本人様の右麻痺があり、右半身は、自力で動かすことができない。
常に右肘を屈曲した状態で他動運動も、嫌がるそぶりをみせる。
 普段の生活の中で、痛みについての訴えは、特に無いように思えるが発語障害が強く、思っていることをうまく説明ができないので
痛みなどがあるか定かではない。
 (用件があるのか、職員を呼びとめる仕草をみせるが、要望を把握することが難しい)座位や、就寝している時間が長いこともあり
下肢にむくみがあり、足が膨れているので、履物もしていない。
(フットレストを保護することで圧による剥離、うっ血を防ぐ)

 トイレ介助やベッド移乗を、定期的に時間を決めて誘導することで、左側を支点に手すりを捕まえながら、起立動作や移乗動作を行い機能維持訓練としている。(調子が良いときは重心を保つなど協力動作もある)
定期トイレ誘導で、車椅子やベッドでの失禁を予防している。
 また、ベッド就寝されているときにメドマーを使ったむくみ防止や筋力維持訓練なども行っている。

デイサービスでの過ごし方においては、入居当初は、自発語が難しくコミュニケーションに問題があり、利用者間と孤立しているような
面もあったようだが、最近では、多くの利用者が声をかけ、手を握るなどの行為で、スキンシップを図り表情も穏やかになっている。
スペース50
【利用者C様】
女性シルエット
80代 女性

入居当時より円背、頭の前傾が強く、歩行時・座位時にも下を向くことが多い。
御本人様は時折、意識的に身体をおこすこともあるが、保持し続けることは厳しい状態である。

 歩行は、入居前から、うつむきながら、右手に杖を持ちながら小刻みでの歩行で、体幹支持基盤がしっかりしない上、前方が見えて
いないので、介助無しの歩行だと、転倒のリスクが高い。
杖も身体を支えるような使用ではなく、前方に障害物があるかを確認するような使用となっており、杖本来の使い方ではないので、
歩行訓練では身体をおこすように、歩幅、歩隔をとるように指導しているが、歩行時の焦りなどから、小刻み歩行になることが多い。
椅子からの立ち上がりなど、ふらつき、不安定性が残る。
現在は、ウォーカーを使用することで、安定性を保ち移動してもらっている。

訓練は積極的に参加をしている。訓練時にはプーリーを使って肩関節の可動域訓練もするが、その際は上体を起こすので、御本人様も
笑顔で参加される。
また、座位時には首筋サポーターを使用することで頭部を固定し、前屈しやすい頭部の重量と、頚や肩にかかる負担を軽減し、身体に
頭部の位置を認識していただくための訓練を行っている。
使用時間においては御本人様の体調に考慮しながら無理のない時間帯で行っている。
食事や排泄に関してもご本人様が全て行うことができるので、とくに心配されることは無い。

デイサービスでの過ごし方は、利用者間と仲良く懇談し、充実しているように思える。
大きな問題も無く楽しんで過ごされている。
スペース20